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秋よ、来~い!~ピアノの音に関する発見 [バラード4番]

残暑が超厳しいこの頃ですが、皆様体力のほうは大丈夫でしょうか?

わたしもこの暑さにはほとほと飽きてまいりましたが
なんだか昔もっと体調が悪かった時期に
大阪が毎日38度だった記憶があるんですよね。
そして、9月いっぱい暑かったような・・











低調だったから勝手にそう感じていたのかもしれないんですが、
その時に比べたらまだ我慢できる・・

その時より自分が元気になれたからかしら?

でも!

秋よ、来~~~~~~~い!

涼しい秋風の中でゆったり読書でもしたいですね。

さてさて、ずっとブログに向かえずにおりましたが、
結構ピアノで忙しくしております。

11月には所属サークルの一大イヴェントが控えております。
関西屈指の音楽ホールを借りることができて、
40名以上のメンバーが入れ替わり演奏します。
ほとんどショパンばかりです!

そのプログラムの順番やデザインをどうするか、
当日の段取り、スタッフをどう振り分けるか・・
など決めて行くべきことがてんこ盛りです。

そして、バラ4のレッスンもありました。
K先生のピアノと身体の講座でコーダ対策をしていただいてから
少しコーダ部分を慌てずに弾けるようになってきたように思います。
そしてそのあとフレデリク先生にもレッスンを受けに参りました。

私が凹んでいるのを分かってくださって
「バラ4はほんとうに長い時間をかけて完成して行く曲ですよ。
僕も高一の頃から弾いていますから。」

とおっしゃっていました。

高一からですか~!!
もう20年以上弾かれているんですよね・・・

そりゃ、こんなとこで止まってられないや。笑

てことで気を取り直して、レッスンを受けたら
案外今回はうまく弾けました。
まだまだいろんなところに不安材料はあるんですが
とにかく前に進むことにします!

11月には、いつもエントリーしている市民による演奏会、
サークルの発表会、そしてステップでも
バラ4を弾くことになっています。

11月、どうなるんだろ・・・笑

先生には
「僕より本番が多いですね」
とまた言われてしまいました。

凹んでいたバラ4、少し前向きになれましたが、
12月には2台ピアノオフ会に参加するので
こっちの練習もせねば。

で、バラ4のレッスンの1週間後にはフレデリク先生に
かおるさんと二人でショパンのコンチェルトのレッスンを
初めて一緒に見ていただきました。

2人で受けると気が楽です。笑

かおるさんは先生に会われるのも初めてで
きっとドキドキされていたんだと思いますが
フレデリク先生は普段ほんとに穏やかで忍耐強い方なので
かおるさんもすぐ安心したみたいです。
良かった!

素人2人でドタバタになるかな…と思いましたが
先日もスタジオで2人で2時間ほど集中して練習した甲斐もあり、
ゆっくりのテンポですが
あまり大きな問題もなく
あっという間にレッスン終了。

先生から
「ここはピアノが合図を送るべきところ、ここは指揮者が気をつけるところ・・」
とポイントを教えていただきました。
オケパートは左手を
「ゴツゴツとしっかり弾いてください。」とのことです。

私もいずれオケパートも弾いてみたいので
勉強になりました!


そして、ちょっと戻ってこのレッスンの前日なんですが・・・
たくさんの発見と大きくへこむ事件が・・・笑

明日北新地にあるピアノサロンで
「真正ショパンオフ」というサークルの恒例企画があります。
このピアノサロン、素敵な音色のベーゼンドルファーがあり、
普段は高級な雰囲気でピアニストの方や
プロの演奏家がミニコンサートをされるような場所です。

月曜日に「ピアノパーティー」というのがあり、
素人の人もどんどんピアノを披露してよい日があるんですが、
サークルで弾かねばならないプレッシャーを少しでも楽にしようと
そこでちょっとバラ4を練習しようと思い立ちました。

でも・・このベーゼン、すごくコントロールがしにくいピアノで
一筋縄ではいかないピアノ、という印象があります。
なので、最近良くお話をするピアニストのO先生がよくこのベーゼンで
ミニコンサートをされるので、コツを伝授してもらうことに。

お店に行く前の時間にO先生のご自宅に図々しくお邪魔して
先生にバラ4を聴いていただき、お店のベーゼンを前提に
いろいろアドヴァイスをいただきました。

O先生のピアノはこれまた年代物のスタインウエイです。
実はこのピアノも相当にコントロールがしにくいんですよ!

先生の前で自分には御しがたいピアノでバラ4を弾くって・・・
あ~3重苦ですよ。

でも先生には以前も私の家で聴いていただいたことがあるし、
開き直るしかないですよね。
どきどき・・・


弾き終わって、いろいろとご意見をいただき、対策レッスンをしていただきました。

前半は、
「ピアニストが弾いてるのかと思うくらい良く語っていてよかったよ」、
といわれました。

しかし!!!笑


後半の早いパッセージや和音に関して、
音色にはいろいろ問題が多いようでして。。苦笑

う~ん、特にフォルテの和音に関しては
自分でもどういう風に響いているかわからないまま
無責任に鍵盤をたたいているかもです。
そこはきちんと知りたいです。

いくつかの部分を取り出して、先生にアドヴァイスいただきました。

たくさんあって知恵熱出そうになったんですが、
ちょっとここに記しておきたいことがひとつ。

あれこれと先生とお話しながら
わたしがどんなピアノかわからないまま弾いて行くと
とにかく思ったようなボリュームより大きく出てびっくりしたり、
はたまた加減が上手くいかず、音が出なかったりする・・
という悩みを申し上げました。

いつも自分のピアノで弾けるというものではないので、
これはすごく素人にも大きな悩みです。

すると、先生は
「本当に欲しい音のポイントは鍵盤の底よりも手前にあるような気がする。」
っておっしゃるんですよ。

どんなピアノかわからないまま鍵盤の底まで押してしまうと
不用意な音がでるが、
必要な分だけすくい取って弾くという風にとらえると、
びっくりするような音はでないのではないか・・
というようなことです。

必要な分だけすくい取る・・・・・・・



う~~~~~~~~~ん・・・・・・


なんだか今まで自分が抱えてきた疑問への答えが、あまりにも深く広すぎて
大海に投げ出されてしまったような
戸惑いを感じました。

必要な深さをどうキャッチしたらよいのか、
そしてその必要な微妙なタッチをどのように調節したらいいのか・・

ものすごく微妙で、細かい作業の世界なのかな。

ガサツな私には気が遠くなりそうです。

耳も良くないといけないし、
どういう音がほしいかというイマジネーションも必要です。

知りたいような知りたくないような。笑

でもバラ4の中でも後半にオクターブのメロディーが
もっときれいに響かせるにはどうしたらいいのか、
とか
フォルテで両手で弾く和音はいったい
どういう響きがあったら心地よいのか
とか
最近そういうことがいろいろ疑問です。

なのできっと先生のおっしゃることは多分追及して行くと
自分の今の疑問の答えになるのかも・・・

でも、まだ感覚としてよくわからないことだらけです。

O先生、こういうことを全部自分で考え発見して来られた方で
いろんな音色を自在に調整されて演奏されます。

そしてこんな大切なことを惜しげもなく素人私にも一所懸命
説明してくださり、
ほんとに感謝するしかないって感じでした。

まだ全然すとんと来ないことではあるのですが
絶対忘れないようにしたいことでもあるので
「いつか理解できるようになりたい」
と思って頭の隅に置いておこうと思います。

発見というところまでいかないですけど
大切なことを教えていただいた日でした。

で・・・・
そのあとピアノサロンで弾こうとしたんですが・・・・

まず、会いたくないなあ~と思っていた人にお店で会ってしまいました。
その上、上手な方や積極的にどんどん弾く方ばかりで・・
なんだか気後れしてしまい、
バラ4を弾く勇気もなくなって、
付け焼刃の
ノクターン2番でピアノに慣れてみよう!
と弾きだしたんですが・・・・・・・・・



ものすごいミスタッチだらけの
ぐだぐだのノクターンになってしまいました。

今までここまで間違えたことはないぞ、というくらいひどい演奏で
凹みまくって帰ってきました。
もうあそこでサークルの集まり以外では
絶対に弾きたくないなあ~と思いました。

なんかあの夜の独特のお客さんの雰囲気が私には合わないです。
ピアノとの相性もあるのかなあ・・

どちらにせよ、タッチ以前の問題となってしまいました。爆

実は明日そこでショパンオフがあります。
バラ4弾かねばなりません。
どうなるんだろ・・・・






















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すけきよ

はぶてるしゃん、バラ4頑張ってらっしゃいますね♪

ピアノのコントロール、私もニガテです・・。最近、さほど難しいピアノにあたってないのが幸運ですけども。まあでも私の場合、どうにも指の加減ですぐにコントロールしようとして、かすっ!って音が抜けたりしがちなんですけど、そのたびに先生に「指で加減するとそうなるんですよ。腕で加減♪」って言われます。

なにやら良くない?オーラの中で弾いてうまくいかなかったんですね~。ピアノって、すっごいメンタルが反映すると思います。緊張して弾けない・・っていうのとはまた別で、すっごく落ち着かない、もやもやする、何かにとらわれる・・っていう状態で弾くと、びっくりするくらいヘタクソになることありますよね。

気持ちを切り替えれば大丈夫ですよ、きっと♪
by すけきよ (2010-09-12 21:16) 

ピアノフォルテ

すけきよシャン♪
ご心配ありがとうございました!
先週、そのピアノサロンでサークルのショパンオフがありました。
もう腹を決めてピアノと対話するつもりで裸足になって(?)
弾きました。
そしたら・・自分でも不思議なくらいちゃんと流れてなんとか最後まで
辿りつけました。
お店のオーナーの方にもあとでお電話する機会があって、
ほめていただいたんですよ。汗

なんだか少し気が抜けちゃいました。
そしたら・・・またコーダ近くのユニゾンのアルペジオがやばいです。
も~~~~~~~。
by ピアノフォルテ (2010-09-12 22:05) 

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