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想像を絶する悲しみ [子ども・生活]

まだまだ地震や津波で被災した方々は寒さの中灯油を待っていたり、
温かいものが食べれなかったり、
病院にかかれないまま衰弱されていたり・・
十分なケアを受けられない状況が続いています。

今日、出掛けた帰りにお世話になった方に挨拶しに行きました。

今まで体調管理で季節の変わり目に体の流れを良くするローリング療法
というのを受けていたのですが、その先生が郷里の北海道に帰られてしまうんです。

ぎっくり腰一歩手前、とか腰が痛くて朝起きてしまうくらい、とか、
ピアノで使いすぎで指の付け根を痛めてなど、いろんな時に
すぐやってくださって助かっていました。

先生が近くにいらっしゃるだけでちょっと安心、みたいな存在でした。

心ばかりの品物を差し上げて、ご挨拶した帰り道
なんだかふっと寂しくなって、うるうるとこぼれそうになる私。

かなり涙腺が緩い私ですが、結構やはり先生の存在を頼りにしていたところが
あったんだなあ~と3月のお別れを寂しく感じました。
春はお別れの季節ですよね。


そのあと、被災した人のことを考えました。

お別れも言えないまま、突然家族や友人が波に飲まれたまま帰ってこない・・・

連絡も全くとれず、生きているのか、死んでしまったのかもはっきりしないまま

家族も友人も結局帰ってこない。

こんな寂しさは自分には想像を絶するものです。

体の力が抜けて、生きる気力が出てくるかもわからないかもしれません。

でも被災地の人たちは、懸命に笑顔で、お互いを思いやって日々を過ごされています。

寒いのに、おなかがすいているのに、一人の空間が欲しいのに、

全部を失って不安で仕方なくても、前を向いているように思えます。

被災され、生き残った皆さんには絶望の中から希望を見つけてほしいです。

自分にはどんなことが出来るんだろうか。

生活を正しつつ、できることを毎日したいと思います。

出掛けた帰り道、市役所の方が寄付を募っていました。
おかね入れてきました。

信頼できる寄付に出会う時は、できるだけ寄付するように心がけたいと思います。

はやく全部の被災者の方に、温かい部屋と暖かい食事が十分に行きとどいて、
ゆっくりとお風呂に入れる環境になりますように。






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Cecilia

頼りにされていた方とのお別れ、残念なことですね。
早く代わりになる方が見つかるとよいですね。

地震で実家(福島県いわき市)は大丈夫だったのですが、放射能を避けて関東方面の親戚宅に分散して身を寄せています。
避難所よりはずっと快適だと思いますが、弟夫婦には幼い子がいますし、親戚にも気を使うと思います。
母も義妹も結構冷静なのですが、弟は子供のことで結構神経質になっているようです。
早く日常が戻ってほしいです。
by Cecilia (2011-03-19 08:40) 

ピアノフォルテ

Ceciliaさん
ご実家のほう、大変なことですね。
ご心配なことでしょう。ご親戚宅と言えども、我が家のようには
リラックスできないかもしれませんね。
でもひとまず食事や暖房が安心ですね。
日常の生活が普通に送れるありがたさを感謝しなくては、と思いました。

心からお見舞い申し上げます。
by ピアノフォルテ (2011-03-19 14:28) 

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