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 その2 [ショパン]

オケのメンバーの方々はボストン音楽院の教授と、そのマスタークラスを受けた生徒さん、そしてプロのお手伝いの方で集まったオケ。これはほんとにプロオケです!

メンバーの方が三々五々ステージに集まり始め、指揮者のH氏も来られたので
すかさず、挨拶に行きました。

自己紹介をし、自分はアマチュアだが、今すごく緊張してます、と英語で言ったつもり。笑

一応通じたようで、心配いらないから、楽しみにしてますって言ってくださったと思います。
お体が大きくてすごく温かい印象の指揮者さんで、握手した手があたたかくてふわふわしてました。

いい人で良かった・・・

近くにコンサートマスターの美しい女性、Nさんもいらしたので
「場違いなアマチュアなのでのろのろで弾くと思います。」
とご挨拶したら
「テンポ、どのくらいですか?」と聞かれたので
提示部を歌うと
「あー、全然大丈夫。普通よ!」
と励ましてくださいました。

コンマスもいい人です!

オケの雰囲気もなんとなくリラックスムード。ピリピリしていません!



さて、コンチェルト体験が始まりました。

ボストン音楽院出身の日本人のチェリストTさんが進行、指揮者のH氏への通訳係です。
余談ですが・・Tさんはなんと京都大学卒だそうです。
能力のある人っているんですね・・・
ちっとも偉ぶらず、ものすごくソフトでスマートな男性です。
運営もされているわけですから恐らくすごくお忙しい方だと思いますが、
気配りもすごくされています。

公開OKの参加者の演奏は私達も客席に座って聴きました。
私は5番目で、その次の参加者とわたしは非公開です。

公開の演奏を聴けるといっても、実は全く落ち着かず、ほとんど聴こえていませんでした。
ホールとロビーをウロウロしつつ、自分のレッスンの音源を聴き直して、集中しようとしましたが
なかなかそれも出来ません。
金の卵のお子さんたちの演奏、ゆっくり聴きたかったー。

もう、終いには震えが出てきてしまって緊張はマックス!

一緒にいた息子に
たすけてー、と腕をつかもうとしたら

「触らないで!」と拒絶されました。爆

でもそのあと
「練習通り弾けば、大丈夫やろ。身体が覚えてるよ。」
と言うじゃないですか!

むむ、こいつ大学で少し成長したな・・・

頼もしかったです。
ビデオも客席にセットしてくれて、タブレットでも動きながら撮ってくれるとのこと。

連れてきてよかった。



いよいよ休憩を挟んで私の番です。

もう観念して思い切って弾くしかないのですが、
譜面台を置いてください と舞台の方お願いしてしまいました。
万が一暗譜落ちした時を考えると、安全な方がいいとちょっと気持ちが負けてしまいました。
ホントは暗譜で勝負、と思っていたのですが。(T_T)

譜めくりはなんとか自分で要所要所ですることに。

Tさんが私をオケの方に紹介してくださり、演奏準備。

時間は15分と限られているので、奏者は演奏箇所を予め申請していて、H氏がオケに指示しました。

いよいよ演奏開始。ピアノ・ソロの始まる8小節前からのスタートです。

おおー、弦の重厚な響き!!!

一発目の和音に集中して弾き始めました。

続く


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コメント 2

トミ子

おぉぉ~、姫、ブログ更新、嬉し~~~!
このコンチェルト体験は、急に巡って来たチャンスだったのですね。
しかもボストン音楽院の指揮者とプロのオケで!@@;
姫はもう何百回と舞台を踏んでいらして、心臓にも毛がフサフサ生えていることでしょうが、
やはり初生オケとの共演とは、もの凄い∞ものがございますね。
姫のドキドキに私も一緒に手に汗を握っております。(`・ω・´)(つ、つづきを~!)


by トミ子 (2014-09-02 01:03) 

ピアノフォルテ

と巫女姫♪ 
記憶の新しいうちに、と思いガンバッテ記録してみました!
舞台数は姫のほうがずっと多いと思いますよ。
私は多くても年に2回もあったらいいほうですから~。
なのでいつまでたっても慣れないで、子猫のように震えております。笑

でもとにかく、ご一緒頂いたオケのレベルが半端無く高かったのがほんとにラッキーで、良い思い出になりましたー。
よろしければ長いんですけど、続きを最後まで読んでやってください。
by ピアノフォルテ (2014-09-04 22:11) 

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