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ピアノフォルテのショパコンメモ [ショパンコンクール2010]

行ってみないと分からない!
今回はほんとうにそう思いました。

そんなトピックをいくつか並べて行きますね。

1.フィルハーモニアのホールの階段は滑ります
  
  油断してピンヒールとかはいてると転んでしまうかも。
  お気をつけください!

2.フィルハーモニアホールの女性トイレは数が少ない。
  (笑) なので計画的に早めに並びましょう。
  日本のホールのようにたくさんの設計にはなっていません。

3.フィルハーモニアのお土産屋さんのレジはマイペース。笑
  
  どこでもポーランド(いや、ヨーロッパはというべきか・・)はそうかもしれませんが、
人が大勢並んでいるからレジに応援に入る、ということはあまりありません。
あくまで店員さんはマイペース。
  「兄ちゃん、はよ~してえな~。」と大阪人のようにイライラしてはいけません。笑

4.フィルハーモニアホールでは必ずコートをクロークに預ける。
  チップは5ゾロチ、だそうです。
  買ったお土産とかもまとめて預かってもらいましたので、かなり助かりました!


5. ホールの椅子は幅が広く高さが高い。
  ポーランド人は足が長いです!なので椅子の高さは高い(トイレも)です。
そして横幅はゆったりしていて私は自分の両側に荷物を置けました。笑

6.2次予選くらいまでは席は移動してもOKかもしれない。(かもしれない、ですからね。)
  内緒ですが・・ 一度2階に移動して聴いてみたりしましたが、ダイジョブでした。
  当日券の人はぎりぎりまで待って空いているところに座るように言われるらしいです。
  でも3次以降は厳しいでしょうね。
 2次は当日券もあるようでしたよ。

7.ホールのドア係のおばさまは実はあまりショパンの曲に詳しくない??
 私がお話した方は「ロンドがこのコンテスタントのラストかしら?」と聞いても、???でした。
 そんなものなんでしょうか・・・たまたまかな・・・
 また、ポーランド中がショパコンで湧いているという風でもありませんでした。
 湧いているのは一部のポーランドと私たち???
 でもショパンはやっぱり、祖国の支えではあるのでしょうね。
 ワジェンキ公園のショパン像に、そして空港の名前にそれを感じました!

9.ポーランドのビールはおいしい。
  いきなりビールで恐縮です。お昼から毎日飲みました。
  だから演奏中も睡魔が・・・爆

8.ポーランドのキノコは味が濃い
  お料理に入っているキノコ。すごくおいしかったです!
  ポルティーニ茸のリゾットもキノコの味がすごく濃く感じました。
  もう一度食べたいです!!!!

9.ワルシャワに行ったら国立オペラ劇場もチェックすべし!
  同じツアーの中の方は、オペラ劇場の出し物をチェックして、
  「ショパン」という創作バレエを鑑賞された方もいらっしゃいました。
  ショパンの曲がちゃんとオケやピアノで演奏され、
  しかもバレエが見れるというショパンファンには非常に魅力的な内容だったようです。
  ただ、コンクールの夜の部と時間が若干重なるので、スケジュールをどう作るかが難しいところですね。

  余談ですがショパンづくしのバレエと言えば、ノイマイヤーの「椿姫」ですね。
  バラード1番や、コンチェルトなどが使われているドラマティックバレエです。


10.楽譜(特にエキエル版)は日本よりだいぶ安いが、空港会社の重量チェックにご注意。
   物価から考えて、エキエル版は日本で買うより、相当に安いです。
   と思って、いっぱい買ったら・・・
   プログラム12冊の重さも手伝って、荷物が制限の23キロから15キロもオーバーしました!!!

   仕方なく空港で良くある光景・・スーツケースを開けて中味を減らす人、になりましたよ。笑
   ツアーの皆さんが私の荷物を手分けしてくださったんですが・・・結局10キロオーバー。
   重量オーバーはお金を払わねばいけません。(今非常に厳しいチェックになっています)
   
   1キロに着き10ユーロ、つまり100ユーロ払ってきました。涙
   
   それでも楽譜はまだ安く買えていたことになるんですが。笑

   そう、ヨーロッパに行かれる時は最新式の一番軽いスーツケースを準備されることをお薦めします!!!

   着替えなども極力少なくしましょう。じゃないと、楽譜が買えません。


 いま思いつくところは、こんなところでしょうか。
 参考になることがあるといいな。

 実は写真がまだいろいろ出てくるはず。(お友達のカメラを借りて撮ったりしているので) 
 出てきたらまたこちらに少しずつ載せて行きますね!


今お友達の記事で、ショパコンの採点が公表されてるのを知りました。
http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/verdicts2/1989_1st_stage こちらです。

ダソル君の評価が低すぎる~~~~~~~~!!!!
なぜだ~!?







 






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ワルシャワの爆笑失敗談の巻 [ショパンコンクール2010]

http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/32_Da_Sol_Kim/stage/1

すごく気に入ったダソル君のバラード4番、アーカイブに入ってます。
1次の最後の曲です。
良かったら飛んでくださいね。
ダソル君の演奏、
ほぼ私がフレデリク先生に習った通りの内容で余計に嬉しいです・・・
(・・・私は素人なのでもちろん先生の言う通りになんて弾けておりませんです。)
いや~、男子のタッチはいいですね~。
萌え~。


さて、写真も一段落して、
ワルシャワでの失敗談です。

①南海キャンディーズ山ちゃん取り違い事件

コンテスタントに韓国から参加していた
Sung Jae Kim君。
ダソル君の次にプログラムに載っております。33番です。

見た感じが南海キャンディーズのやまちゃんそっくり。
メガネかけてて顔が大きくて・・
でも演奏は一次で聴いていたら結構良かった!

フィルハーモニアの会場にいるんじゃないかな、ときょろきょろすると・・

おっ!いたぞ~~~~。
なんか恥ずかしそうにはじっこで、窓の景色見てる。

合流したピアノ仲間の友人にもプログラムと見比べて
確認してもらい
「そうに違いない!」と確信を持ってサインをいただき行ったわたし。

近くにいた彼のお友達にプログラムを見せながら
「同じ人ですよね?」って聞いたら
そのお友達は大爆笑!!!!!!




ひとちがいでした。


も~~~~~~~~~~~。



②クロゼット・おパンツ事件

ホテルのクロゼット内の上段にセイフティーボックスがありました。
同室のこぶたちゃんにお願いしてパスポートなどをしまっていたんですが、

こぶたちゃんが
「暗証番号いれてもエラーになります!!!どうしよ~~~!!!!!」

とりあえず添乗員のSさんを電話でお呼びして見ていただくことにしました。
クロゼットをガラガラと開けて
上段にあるボックスをいろいろいじっていただいていると・・・


「・・・・・・・・・・・・・」


セイフティーボックスの下のハンガーに
私の面積の少ないおパンツが干してあったんですね~。
Sさんのお顔の目の前でした。汗

私が「ぎゃ~!!」っと騒いだため、Sさんも気がつかれ
みんなで大爆笑!!!

お腹よじれそうでしたよ。




③笑っていると同じ目に・・・

わがピアノサークルの管理人たけちゃんも、飛行機は別便でしたが
ワルシャワで合流し
みんなで2次予選を観戦しました。
合間の3時間には、えっちらおっちら歩いて楽譜を買いに行き、
お昼にビールを飲んでアイスを食べ、またフィルハーモニアに戻り
4人の演奏を延々と聴く・・・苦行を共にしました。笑

フィルハーモニアでは、
もしやライブ配信に自分が映るんでは?と思ったたけちゃんは
洋服の○オキでスーツを3着も新調!
張り切っていらっしゃいます。
しかし、靴が・・・

合成皮革です。笑



ワルシャワの街は結構石畳が多いんですよね。
で・・
重い楽譜や数冊の厚いプログラムを運びすぎたのか
気がつくとたけちゃんの靴に亀裂が2か所!!!

「うえ~い!安い靴買うからですよ!」
勝ち誇ったように、なじり倒した私でした。

ところが・・・

帰りの飛行機が無事成田に着陸し、
ほっとして地上に降り立った私のニーハイブーツ。

歩くとなんか靴底に違和感が・・・

底板とつま先がぱっくりこん。

たけちゃんを笑った罰が当たりました。爆


思い出してもちょっとわらけます。
いや~、ほんとに楽しかったですよ~。

また行きたいにゃあ。笑

次は知っておくと便利、ピアノフォルテが実感したショパコンマメ知識に続きます。笑








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ワルシャワの写真その4 [ショパンコンクール2010]

昨日はショパンの命日でした。
シンフォニーホールにてブレハッチ君の演奏を聴いて参りました。

でも、ちょっとプログラムが寂しい感じ・・・・

<オール・ショパン・プログラム>
バラード 第1番 ト短調 op.23
3つのワルツ op.34
スケルツォ 第1番 ロ短調 op.20
2つのポロネーズ op.26
4つのマズルカ op.41
バラード 第2番 ヘ長調 op.38

なんというか、
音が非常に美しく、ほんとうに洗練されてるんですが、
高級ソーメンをいただいたようなさっぱり感。
もう少しソース味とか、デミグラ味とかほしいような気もします。
バラ2の終わりってさみし~し。
素人的発想で失礼。

スケルツオ1番までがサラサラと流れてしまって、
個人的にはもっとドロドロ感一杯に、
間をもって苦悩を漂わせて演奏してほしかった気がします。

弾けもしない私のたわごとで~す。汗


アンコールに英ポロ、ノクターン20番、マズルカ31番を弾いてくれました。

拍手がすごかった・・・
さすが前回ショパンコンの覇者。ポーランドの誇りですね♪

おじぎも非常にさっぱりしてて、オルガンの後ろの席とかはちらっと見て行くだけ。
マイ王子の4方向全部の深々としたおじぎを見習ってほしいなあ。笑


さて、話は戻って、ワルシャワ旅行記の続きです。

まずは市内で最も高い建物文化科学宮殿。
文化科学宮殿.jpg

社会主義時代の「レーニンからの贈り物」と皮肉で呼ばれているものだそうです。
とっても目立つんですよ。

ガイドさん曰く
「この宮殿からのワルシャワの景色が一番美しいです。なぜなら文化宮殿が見えないから。」と
辛口コメントでした。
過去の負の遺産なのですが取り壊さずにちゃんと利用しているあたりが
ポーランド人の寛容なところなのでしょうか・・・

でも歩くとき目印になります。これを起点にこっちとか、むこうとか・・・

ワルシャワ滞在中はとっても晴れていて、雨は一度もなかったのでラッキーでした。

フィルハーモニアの案内標識.jpg
フィルハーモニアの案内標識。
楽譜を持ってえっちらおっちら歩いている時、見つけました。

052フィルハーモニアのクロークの様子.jpg
フォルハーモ二アのクロークが柱の右奥にあります。
必ずコートを預けるべし、とのお達しでした。
チップを5ゾロチ上げなくてはいけません。

でもあげてる様子の人が少ないような・・・気のせいかな?
入口から入って右手のクロークの台の終わるところにトイレあります。
コンクール中はいつトイレに行くか戦略的にしないと、なかなか大変なんですよ。笑
すごい列になるので。
上の階のホールのドアちかくにもあります。

ちなみに私は、奏者の最後の曲が終わったら、すぐに立って走ってました。爆
じゃないとお土産の会計も列になるので買えずに、休憩が終わってしまいます。

フィルハーモニアのロビーの様子.jpg

2次予選になると1次よりおしゃれした方が増えるような・・・
3次、ファイナルはもっと皆さんフォーマルになられるようですね。

ショパン像フィルハーモニア内.jpg
ホール内のショパンの像です。

パデレフ像.jpg
こちらはメリディアンブリストル内のパデレフスキーの像です。
楽譜を編集してくれてありがとう!って言う気持ちですね。
大統領でもあった人で、ほんとにすごい才能の方ですね。

次は旅行中のお笑いエピソードいろいろを暴露します。
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ワルシャワの写真 その3 [ショパンコンクール2010]

ショパンが洗礼を受けた教会.jpg

ワルシャワ到着2日目は一日観光の日でした。
まずはショパンが洗礼を受けたロフ教会に。

洗礼を受けた教会の内部.jpg
教会の中には入れませんでしたが、外から撮りました。

そのあとヴィラ・ゾラヴォラの生家に行きました。
生家のピアノ.jpg
生家にあったピアノ

生家 ショパンの弾いたピアノ.jpg

ショパン生家の絵.jpg

飾られていた家族の肖像画。

生家に来ていたポーランドの子供たち.jpg
生家に遠足でしょうか。子供たちは大人しく座って待っています。
すごくお行儀も良くてかわいいです!

ワジェンキ ショパン像.jpg
町のほうに戻ってワジェンキ公園。大きなショパン像がある有名な公園です。
ワジェンキとは「お風呂」の複数形だそうで、王様が夏に入浴した宮殿のあったところだそうです。

ピアノの森のカイ君は、ここでランニングしたのかな?

ワジェンキ ショパン像2.jpg
ちょっと近ずいて。

ポーランドのカフェのアイス.jpg
ポーランドの街中でお茶を飲んだ時のアイス。
色がすごいでしょう。
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会場で配布されるChopin Express [ショパンコンクール2010]

img019.jpg

ちょっと横が切れてしまいましたが、トランクを整理したら
ホールで毎回配布していた新聞に英語も書かれているのを発見。

ポーランド語だけと思って読んでいなかったのですが、
いろいろ興味深いことが書いてありますね。
若い演奏家のショパンを演奏する際の
休止符とアクセントに関してのコメントみたいです。

向こうで真剣に読めば良かったな~。
ダソル君の演奏の内容に関しては誉めてありますね。

どなたか完全に英訳してくださ~い。
完全版はこちらにあります。
下にスクロールして行くとダソル君の写真と記事がありますよ。↓
http://nifc.pl/_files/konkurs/chopin_express/chopin_express_nr_11.pdf

こういう新聞のほかに、1次予選での演奏のCD(各コンテスタントの1曲?)
も無料で配布されています。
今そのNO.5を聴いていますが、結構ミスタッチしてたり、
え?って思うような癖のある演奏もあって
なかなか面白いです。
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ワルシャワの写真 その2 [ショパンコンクール2010]

ホールの横のポスター.jpg

フィルハーモニアの会場横の廊下?に飾ってあるポスターの数々。



フィルハーモニアはす向かいのレストラン.jpg
フィルハーモニアの斜め前にあるイタリアンレストラン。
ここのポルティーニ茸のリゾットとアップルパイが絶品でした!!!
3回くらい食事したような気がします。
ワルシャワの食事はどれも口にあいました。

ホリデーインワルシャワ.jpg
ホリデーインのお部屋。普通のホテルデス。汗
次回は泊るなら絶対にメリディアン・ブリストルにします。笑

横断歩道はピアノ!.jpg
横断歩道がなんとピアノの模様に!

ワルシャワ市内4.jpg
長ーいバスが町を走っています。

メリディアンホテルの廊下.jpg
ワルシャワ滞在3日目に友人の泊るメリディアン・ブリストルの朝食が豪華だということで
わざわざタクシーで食べに行きました。笑
 これはホテルの廊下の階段です。

メリディアンブリストルの朝食.jpg

まだまだいっぱい御馳走があったんですが・・・

滞在している友人は「Coffee or Tea?」という質問に
「ホットチョコレート、プリーズ!」と答えていました!!

私も真似させていただきました。笑

朝からシャンパンまでありましたよ。
ビュッフェなので飲み放題です。眠くなりますが・・・

メリディアンのお土産屋さんの店員さん.jpg
メリディアンのお土産屋さんのお兄さん。
人がいないとずっと携帯で話をしてました。
そう言えば、フィルハーモニアのクロークのおばさんも
暇な時間はみな携帯で話してるんですけど・・・
仕事中ですよね・・・

旧市街のポーランドレストランのメニュー.jpg
旧市街地で入ったすごく素敵なインテリアのポーランド料理のレストランのメニューです。
友人4名でワイワイといただきました。
酸っぱいスープ、ジューレックが案外と口にあいました。

ブラックプティングという腸詰のようなお料理がおいしかったです。





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ワルシャワの写真できました [ショパンコンクール2010]

皆様、お元気ですか?

昨日ワルシャワから大阪に帰りました。

今日は朝から仕事。
今になってゆっくり写真を取り込んでいます。

やっぱり、一瞬の出来事で、夢の中にいたんじゃないかな・・・って思ってます。

ほんとに行ったんだっけ?笑

順不同ですが写真を少しずつアップして行きますね。


フィルハーモニアの天井.jpg

フィルハーモニアの天井です。
装飾のショパンのサインとシャンデリア、夢の空間でした。

フィルハーモニアホール内2.jpg

コンペティションの舞台です。
ここに立てるだけでもすごいことだなあ~と感じました。

フィルハーモニア縮小.jpg
フィルハーモニアの外観です。
旗が飾ってあってわくわくします。

ホールのお土産ショップ.jpg
ホールのお土産ショップ。
いつも長蛇の列が!
ここで何回もプログラムを買うのに並びました。笑

3日間通ったフィルハーモニア、もうすっかり馴染みの場所っていう感じになりました。

ホールのドア係のおばさまとも記念撮影していただいたり、
時間より遅れたときはホール横のカフェで中で響く演奏をBGMに
ミルクティーをいただいたり優雅な時間でした!

次回に続きます♪


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ショパンコンクール・今日の振り返り [ショパンコンクール2010]

皆様、またまたこんにちは!

今日は憧れの地、ワルシャワのフィルハーモニアに足を踏み入れました。

ショパンコンクールの行われている会場です。

ネット中継でもお分かりと思いますが、会場の中には舞台の天井近くから
大きなショパンのサインとバラの花が一輪、つるされていて、天井のほうに何箇所か幻想的な青い照明が
浮かび上がっています。

白い壁のあちこちに豪華は彫刻がされ、大きなシャンデリアがひとつド~ントつるされていました。

イスはお尻を入れる幅が広めで、少し座席が高め。ポーランドの人は足がとても長いです!(頭は小さい!)


こんな感じで柔らかい空気の流れる居心地の大変に良い空間です。


今日は2次予選の一日目でした。
コンテスタント一人づつに関しては、皆様もそれぞれにお好みやご感想があると思います。

私の場合・・

一番好きだなあ~と思ったのは、一次予選でもチャット仲間の中で
話題になったロシアのさらさら君です。

ファツイオーリの明るめの音色に乗せて、本当に歌を歌っているかのような幸せのショパン、
という印象です。

もう一人のチャコン優勝者(訂正:2位だったようですね)のロシア人の彼も完璧に近かったですね。
でも、さらさら君に魅かれます。

会場で音を聴いた印象ですが、
ネットの音とは違います。

ネットの音だと少し丸めで直接的なボリュームで届きますが
会場に響く音は奥ゆかしいきれいな音です。
少し後ろの席だとボリュームがたりないかな、というくらい。

会場の雰囲気ですが
もっとゆったり暖かな空気が流れています。
満員でぎちぎちで、コンテスタントもぴりぴりか?
と思っていましたが、そんなことはぜんぜんありませんでした。

リラックスして馴染めるようなあったかい空気が流れています。

で・・時差ぼけも手伝って、実はところどころ寝てしまいました!爆
す・すみませ~~~ん!!!

何しろあまり眠れないまま朝の4時に目がさえてしまうので、
どんどん睡眠不足が溜まりつつあり、油断すると寝てます。笑

大好きなカレポロも4回も続くとおなかがいっぱい。詳細まで聴こうとしても眠い・・・

今日はラストのフランス人女性のプレリュードが珍しいプログラムだったので
よく聴きたかったのですが、
これもところどころ記憶がない・・


もったいないです。恥


今日は熟睡したいなあ・・


今日一日聞いた感想。

弾き始めの瞬間からうまいヘタがほとんどわかる。

なので好きでない演奏は「早く終わって~」と思いつつ忍耐の時間になります。

何回かありました。

もっと聴いてみたい!と思う演奏と「早く終わって・・」と思う演奏の違いはいったいなんなんだろう、

と考えてしまいます。

技術的なものは皆さん青春をかけて積み上げてきているので
そんなに差がないのかも。

でも私の音楽を聴いてください、という体の中から発するオーラ、エネルギーを感じれるピアニストか
そうでないかに分かれるように思いました。

残酷なものですね。

あ、もう今日は寝なくては。

いろいろ面白いエピソードもあったんですが、
それはまた今度。

そうそうひとつ!
エキエルの弟子である河合優子さんにレストランで遭遇し、
お話してサインもいただきました。

すごく物腰の柔らかなたおやかな女性でした。
日本を代表するショパン弾きのかたにお目にかかれて光栄でした。

とまあ、ワルシャワでもあいも変わらずミーハーな私です。笑

では!



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憧れのワルシャワ [ショパンコンクール2010]

皆様、お元気ですか?

わたしは今5年前にネット中継で夢中になった
ショパンコンクールが行われているワルシャワに来ています!

とりあえず出来るだけホットにその日の感想を書きますね。

昨日は朝家を出てからワルシャワまでの道のり、とにかく遠かったです!

朝早く伊丹空港に行き、ワルシャワに着いた、とパパに電話をしたのは日本時間の翌朝7時。汗

パパは「あれ、ずいぶん遅かったね。」

ロシアの上空、長かったです・・・・

フレデリク・ショパン空港に着いたときは嬉しくて涙出ましたよ。まじで。

その日はもうばたんきゅ~。

そして翌日の今日は観光の一日でした。

ショパンの洗礼を受けたロフ教会から生家、ジェラ・ゾヴァ・ヴォラを回り、
ショパンの心臓の安置されている聖十字架教会、ショパン博物館を見ました。

お天気がとてもよく光がまぶしいです。
澄んだ空気の中に緑が美しく、一部紅葉もしていました。

ショパンの生家のあたりはワルシャワから少し離れていてゆったりした田舎。

とてもきれいな場所でした。

家の周辺を公園に整備していてゆったりお散歩できます。
家の外にはショパンの像や顔の彫刻が飾ってあり、
家の中にはショパンが弾いていたとされる鍵盤の数が少し少ないピアノが置いてありました。

こじんまりしたかわいいおうちです!


聖十字架教会は非常に美しく荘厳な教会でした。
ショパンの心臓が安置されている柱にはショパンの顔が彫刻され、その下には
バラなどの花が美しく飾られています。

教会の中は金の装飾や宗教画が描かれ、大きなパイプオルガンがありました。
ずっといてもいいなあ~と思う場所でした。

ショパン博物館は改装されてハイテクを駆使した展示物を展示していました。
地下にはリストが弾いたとされるプレイエルのグランドが飾られていて、あちらこちらに
ショパンの直筆の手紙や、楽譜もあります。
ショパンはとっても美しい筆記体を書きます!

あと・・
デスマスクと髪の毛が!!!
ショパンが本当に生きていたんだ、と逆にリアルな感じがします。

お土産やさんでショパンの実物大の手を買いました!
女性のようにほっそりとしていてしなやかな感じです。

たくさんの場所を一日で回ったのですごく駆け足で、ゆったりと楽しむという感じではなかったんですが、
面白かったです。

最後にショパン音楽院の中に入っちゃいました!
間違えて2階に上がったら・・

なにやら小ホールのような扉がちょっと開いていて・・・

中を見たらコンクールの審査委員長のヤシンスキー氏に似た人が・・

本人だったかもしれません。いえ、多分そうだったと思います。汗

今日は1次と2次の狭間の日なので。

音楽院の中の売店にも楽譜がいろいろ並んでいました!

もっと全部をゆっくりみたいよ~~~~~~。

でも贅沢はいえないですね。

明日から3日間、2次予選を観戦です。

以上駆け足なレポでした。

ではおやすみなさい♪



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5年に一度の祭典 ショパンコンクール [ショパンコンクール2010]

5年前の熱戦から月日が流れ・・

またショパンコンクールの季節です!

1次予選、皆様ご覧になっていますか?

見てると次の人も気になってしまって、油断してると睡眠不足がどんどん進みます。

今年はショパンの生誕200年の記念すべき年ですね。

どんなピアニストが一位になるのか、本当に楽しみです。

ライブ動画配信 http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/online/broadcasting

ラジオ(動画と同時につけておくと動画が切れても音は聴けますよ!)
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

コンテスタントの経歴  http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/participants/info

聴いていないコンテスタントもたくさんいるんですが
今までの一次の中では韓国のイム・ダソル君のバラード4番が秀逸で、
耳の中にいつまでも感覚が残ってしまっています。
2次に進めますように!
ダソル君はトミ子さんの王子です♡

日本時間では夕方5時くらいから、午前の部
夜中の12時から午後の部が始まるようです。

睡眠不足にご注意を!笑


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