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バラード4番 レッスン 3回目~4回目 [バラード4番]

年末から続きを更新できずにおりました。思い出しつつ、3・4回目のレッスンの留意点を残したいと思います。なお、「バラード4番」という独立のマイカテゴリーを作りました。まとめて見たい方はこちらからも見ていただけます。

4回目のレッスン、年末にうかがいましたら、もうお一人、先生がレッスン室に!以前ショパンコンクールの1次に出場されたことのあるクララ先生のお弟子さんです。

コンクールのドキュメンタリー本にも、この方に関する記述があるそうです。1次予選の中では「優勝候補か?」といわれる方もいたとか・・・。伝説の実力の持ち主?お名前なんてつけようかな・・・。

お二人のいるところで緊張して座り、弾きはじめました。

 

楽譜の一部を写真で載せます。書き込みはピアノフォルテ本人の書き込みですのであしからず。字が汚いのはお許しを。小節数がもし間違っておりましたらご指摘くださいませ。

1小節目からの前奏の部分は相変わらず、和音の間の音がでしゃばって出てしまいます。あー、自己嫌悪。グランドピアノで練習したいよー。「ゆっくり打鍵して!」といわれます。

前奏の最後の部分に関して新しい注意がありました。

6小節目  の部分は同じ節の繰り返しなので、「こだま」ととらえてウナコルダを使い弱音で弾くこと。

わお、音が鳴らない!小さくても音を鳴らすのは難しいです。ウナコルダのときいちいち足もとを確認してしまう私・・・。

やっとテーマのメロディに突入。

7小節目  の最後のドは、テヌート気味に、2の指の先に針がついていて、それをさして前のほうに甲を押していくような感じに弾く。(イメージ伝わるかしら・・・)次の2音は力を抜いて。

テーマの最初のグループ  ド ファ ミ シ♭ レ でひとつの動き。円を描く様に。

10小節目 ドレドレ ミミミ ミー レドシド ラーではミミミで徐々にエネルギーアップ、最後の伸ばすミーに向かって弾く。レドシド ラー。の8分音符は粒をそろえる。(ユンディのがうつってて、ちょっと付点気味になっているらしいです。自覚なし)

 

12小節目 左手の和音の一番上の音が良く聞こえるように。ミ ド ファ ミ ド人の声だそうです。(上の写真参照)

13小節目 このあたりは、息子のいなくなった父の切なさ

17小節目  息子を遠くに思う父のあきらめ

24小節目 ここはテーマのバリエーションがはいります。ファのあとの8分音符があるときはファの音をしっかりと弾くこと。ファに父の深い思いを込める。

26小節目 終わりのほうの左手から盛り上がって行く感じ。和音の上の音、ミド、ファ♭ドを強調しクレッシェンド。そのクレッシェンドを受けて26小節目右手のメロディーはさらに強く。

28小節目 最後のラに父の焦りを表現。この後を一息に弾く。

31小節目 後半、さっきの表現とは裏腹な父のあきらめの気持ち 柔らかく。

  父はいろいろと考えてるんですねー・・・・

33小節目 現状を表す

36小節目 最初のミは今までの盛り上がった到達点と違い、急にPに落とす。

(下の写真参照)

37小節目 左手の和音の上の音、特にミ♭を大切に。

わわっ、長くなりましたね。区切りのところで小休止します。続きは次のブログに。


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トスカ

書き込みが激しいですね~。熱いレッスン状況が目に浮かぶようです。父の手紙のようなコメントはサティを彷彿とさせます^^
しかし随分と細かいところまで教えてくださる先生ですね。最後のsubito とか。まあ、私もそう弾くと思いますけど。
by トスカ (2006-01-12 23:00) 

ピアノフォルテ

トスカ先生、Nice!とコメントありがとうございます。先生はほんとに容赦なく(笑)びしばしと教えてくださいます。でも生徒がすぐにそれに答えられないのがほんとに悲しい・・・。しかし、めげずに頑張ります。
by ピアノフォルテ (2006-01-12 23:07) 

nonkumi

Ceciliaさんのところからまいりました。
ずいぶん熱心にピアノに取り組まれているのですね。
私もショパンは大好きです。またお邪魔します。
by nonkumi (2006-01-13 15:41) 

wild-cat

こんばんは
クララ先生は、ユンディの弾き方に異議アリなんでしたっけ。
びしっとばしっと熱心な、クララ先生&フォルテ姫(笑)にnice!
今回で一気に進んだのでは無いですか??
そして、「お父さんの息子を思う気持ち」が切ないー!
by wild-cat (2006-01-13 19:10) 

ピアノフォルテ

nomusann、初めまして!Nice!も頂戴してありがとうございます。コーラスのご指導をされているとか・・。先生なのですね。どきどき・・・。うちの母も奇声を発してコーラスに参加しているらしいです。ピアノも60の手習いで、左手と右手のボリュームのバランスに日々苦しんでいる様子です。歳をとるとコントロールが難しくなるものなのでしょうか。
by ピアノフォルテ (2006-01-13 20:13) 

ピアノフォルテ

山猫さん♪、nice!ありがとうございます。そうなんですよー。クララ先生に「ユンディのファンです。♪」と申しましたら、渋ーいお顔をされてしまいました。満足なショパン弾きはめったにいない、というお言葉を言われてましたよー。どうしてこんな私を教えてくださるのか?首を傾げすぎて首が痛い!?
by ピアノフォルテ (2006-01-13 20:19) 

トスカさんの表現のごとく怒涛の綴りが凄い。
見る人が見ると、これ参考にしてものにしようって思っちゃいますよ!
ピアノフォルテさんのお母さんのピアノ手習いで「歳をとるとコントロールが難しくなるものなのでしょうか」っていうとこ、思わず「そうなんだよね」って(最近遅々と進まぬ回復を)そのせいにしてしまいます(^^)
「満足なショパン弾きはめったにいない」って先生がおっしゃってるんですか。
では「タチアナ・シェバノワ」のショパンが好きだっていってるのがいます、って今度切り出していただけません(ピアノフォルテさんをリトマス試験紙にするなってお叱りが・・・)
by (2006-01-14 10:25) 

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